コンセプト

コンセプト

ヒトウェル西川口教室のコンセプトとして「自分を表現する力」 「考える力」 「他者を理解する力」を一人一人の持つ力に合わせながら引き出していきます。大人主体の療育だけでなく自分からアウトプットできる機会を増やしていきます。ここで感じた貴重な体験や学びを将来大きくなっても生かせるように未来につないでいく事が大切だと考えています。

小さな「できた」から、大きな愛へ

私自身、訪問看護師として働いていく中で様々な障害を持った方との関わりから地域に貢献し密着した事業をいつか自分で立ち上げたいという思いがありました。
大きな転機となったのは息子の自閉症の診断が降りたことで生活が一変し障害児のいる家族として行政の力をかりて支援が必要になったことです。

現状、必要とされているサービスがまだまだ不足しており入園に待機がある事や保育園での障害児の受け入れが少ない事などから私たち家族も大変な思いをしながら発達支援事業所を探しておりました。実際私たち家族が体験した思いと訪問看護師として地域に貢献したいという想いから家族、これからの子供達の未来へと寄り添っていきたいという想いが強くなり今回事業を立ち上げる経緯となりました。

精神科看護師として、自分自身の力で社会貢献をしたいと考えたとき、当然看護に関わる事業も候補にございました。ですが、なぜ児童福祉事業を志したかというと、精神科看護師としての経験が大きく影響しています。
私が関わっている精神疾患の患者さんたちは、皆さん「生まれながらに精神障害だった」というわけではありませんでした。
それぞれ、出生の経緯や、生育歴の中で乗り越えがたいトラウマ体験を負っていたり、目に見えない障害を持ちながら、それが周囲や養育者から理解されないことで過剰に注意叱責されてきた経験からくる「二次障害」というものなのです。

特に、児童虐待等は世代間で連鎖するといわれていますが、「育てづらい子」というのは虐待に遭いやすく、親自身も過酷な子育てをしている部分で疲弊し、親子ともども精神的に疾患を抱えてしまうケースが多々ありました。
そうした精神疾患患者に関わってきた経験から、産後の健全な子育て環境への支援、メンタルヘルスに不安を抱える家族の相談先の確保、早期から適切な関わりを行えることが子どもの成長を促し二次障害を防ぐことができると考えました。

代表者の思い

ご家族と緊密にかかわりながらお子様の特性や育てづらさを分かち合い、一人一人に合わせた成長のサポートをさせていただく。
また、障害児のいる家族が安心して過ごせるよう他機関に連携をすることで地域全体として長期的なフォローをしていく必要があると考えました。
そのためには、看護師としての経験を生かして、幼児期から通える事業所を作りたいと考えたのが児童福祉事業参入の動機です。さらに、当事者であり障害児の居る我が家においても児童発達支援施設は必要不可欠な存在であることから参入を考えました。
お子さま・ご家族の悩みに真正面から向き合い、お子さまの成長、ご家族の心の健康、笑顔をサポートします。当社のコンセプトである 「みんなにあたたかいウェルビーイングが実現できる場所」を目指します。